フォレンジックコミュニティ2006

徹夜明け状態で朝まず講義。いろいろトラブってしまった・・・・こんなクリティカルなタイミングでマシントラブルはカンベンである。終わるとその足で東京にすっとんでいって、フォレンジックコミュニティのパネル。なんせ開始直前に会場にたどり着いたもので私だけは打ち合わせなしのぶっつけである。他の先生方のまじめな、ややお堅いご発言の中にあって私みたいな者の役割は芸をしろということだろう。残念ながらIT弁護士と違って私は芸達者には程遠いので、やや微毒を盛り込んでぶっちゃけ話風に頭悪くまとめてみた。結局はどうすりゃいいのという結論がない、タメにならない話ばかりしたが、場を和ませて会場の発言を誘発するっていう目論見は果たせたようなのでよしとしよう。
パネル中で「技術者に求められるのは経営陣に的確な経営判断をさせる材料を『噛み砕いて』届けることだ」という趣旨の話をした。あのパネルで言いたかったのはほとんどこの一点である。あの場ではそこまで踏み込まなかったけど、これは全員といわずとも、ある程度以上の技術者が義務的に身に着けるべき能力だろうと思う。その意味で「MOTの反対語を誰か作って流行らせてくれませんかね?」とも言った。いつまでも「ワシャわからん、お前に任せた」を甘んじて引き受けていてはいつまでたっても便利使いされるだけで技術者の苦労はいつまでたっても理解されず報われない。かといって、この能力を大学が育てられていないという点で、我々も反省しなきゃいけないとも思うのだけど。

オタクストア

Amazon、オタク向け商品を揃えた「OTAKU ストア」をオープン(AV Watch)
マーケティングとしては当然ありだと思うんだけど、見出し見てちょっと驚いたのは、オタク商品を別ストアに隔離するって話なのかと思ったから。さすがにそういう話ではないらしいので少し安心しましたですよ。