出生届と黄疸

知らなかったのだけど出生届は別にどこで出してもいいらしい。ただ、婚姻届と違って窓口でしか受け付けてくれない。広島市民病院から最寄の役所は中区役所だというのでそちらに出した。母子手帳練馬区で、現住所は宇治市で、本籍は兵庫県で出生は広島だ。何か言われるかと思ったが窓口の人は動じなかった。いまどき珍しくないのかもしれない。
無事出生届けを済ませて病院に戻ると、お義母さんが来ていた。ちょうど面会時間なので、亜優美に窓越し面会。だいぶ顔もふっくらして、かわいくなった。
そのまま一緒に食事に出ると、天気が段々荒れ模様に。シャレオの地下街で中華を食べたが、店員によると3時でそごうは店を閉めることにしたという。お義母さんが地下街で友達と偶然会って、そのまま閉まる前にとそごうに出かけたので先に病室に戻る。
妻と話していると看護婦さんが亜優美を連れてきて、黄疸が出てるので治療をしたいという。新生児に黄疸が出るのは珍しくない(胎児の間のヘモグロビンと呼吸を自分でするための普通のヘモグロビンが違うので生まれると胎児期の赤血球がどんどん壊れる、それを排出し切れなくて黄疸になる、のだそうな)のだが、ちゃんと治療をしてくれるならありがたい。光線療法というやつで、目隠しをして紫外線を体にあてることになる。一応一連の説明を聞いて、治療をお願いする。目隠しをするとしばらく顔が見れないので、抱っこしてやる。よく見ると、黄疸もあるけどそれよりちょっと皮がむけて額の肌が荒れ気味なのが気になった。しっかり治療してもらっておくれ。明日からしばらく会えない。
亜優美はそのまま連れて行かれて、さらに妻は授乳訓練へ行ってしまったのでその間仕事。しかしネットがないのはすこぶる不便。外が荒れ模様なのでPHSしにも出かけられない。802.11bは医療機器に影響ないという話だから、病院で無線LANしてくれればいいのに。たまにロビーに出かけて隅っこでPHSつないでみたりする。
妻はずいぶん時間が経ってから帰ってくる。ずいぶん疲れた様子。看護婦さんがやると飲んでくれるのに自分がやると全然、らしい。コツをつかむまでがんばれ新米ママ。