電話

妻から電話かかってくる。ギャーギャー泣く娘の声がするが、私が話しかけてやるとすぐ泣き止む。ちゃんと声が認識できてるようだ。妻が効果絶大だと感心する。そのまま話しかけてやると、あーう、あーうとお返事してくれる。親バカだと思うが実にかわいい。
実はしかし、これ「財津一郎効果」であろうとは思っている。タケモトピアノのCM(ピアノ売ってちょうだ〜い♪ってやつだが関西ローカル?)は赤ちゃんを泣き止ませるのに絶大な効果があることが知られている(ここなどに紹介されている)。探偵ナイトスクープが明らかにしたのだが、これは、財津一郎の声が赤ちゃんを落ち着かせる周波数成分(440Hz近辺)を多く含むからなのだそうな。なぜ440Hzで赤ちゃんが落ち着くのかというと同番組では胎内での心音に近いからだろうと解説してたが、真偽のほどは不明。で、私の声がそもそも440Hz近辺の音をよく含んでいるから娘も泣き止んでくれるのだろう。
この440Hzってのはなかなかマジックナンバーである。国際標準ピッチのラであるが、産声を基準に決められたという話がある(本当かどうか知らない)。NHK時報でも使われているが、これは人間の注意をもっとも引く音ということで決められたのだそうな。そういやあの時報も地上波デジタルと共に消え行く運命だなぁ。