科学常識テスト

科学常識このぐらいは――目安作り、文科省乗り出す(読売新聞)より。なんか目安づくりをしようという話。なんかテストとか検定好きなお役所の考えそうな話ね。
ところで、その話の根拠になった17ヶ国共通テストの内容はこれ。

  1. 地球の中心部は非常に高温
  2. すべての放射能は人工的に作られた
  3. 我々が呼吸に使う酸素は植物から作られた
  4. 赤ちゃんが男の子になるか女の子になるかを決めるのは父親の遺伝子
  5. レーザーは音波を集中することで得られる
  6. 電子の大きさは原子よりも小さい
  7. 抗生物質バクテリア同様ウイルスも殺す
  8. 大陸は何万年もかけて移動しており、これからも移動するだろう
  9. 現在の人類は、原始的な動物種から進化した
  10. ごく初期の人類は、恐竜と同時代に生きていた
  11. 放射能に汚染された牛乳は沸騰させれば安全

間違ったら恥ずかしいなぁと思いつつドキドキしながらやったけどさすがにこれくらいはわかる。わかるけど、ちょっと設問がどうかというのはあるなぁ。特に3番目、「全て」と書いていないからまぁこれでいいのだけど、全てがそうなわけじゃないからなぁ(例えば入院して吸わされる酸素ボンベの中身とか)。4は「ヒトの」という限定が欲しいなぁ、とか。
それはそうとこれで正答率54%っていくらなんでもひどすぎませんか。あてずっぽより少しいいだけだから、ほとんど答えられないってことだろうか。母集団の選び方が気になるがちょっと深刻だなぁ。