高知CDCはどこへ

高知は、県が主導で市町村業務のアウトソーシングの受け皿となる事業者として高知CDCなんてのを計画している。ところが財政難の煽りを受けて、ここの事業化は一時凍結されている。そこでここがうまく運営できる形態を練り直すためにいろいろアイデア出しをするのが高知県電子自治体推進協議会というところだ。ここの顧問を仰せつかってるのだが、私以外の顧問の先生方があまりにこの業界のビッグネームなので(だって須藤先生や大山先生と同列なんですよびっくりですよ)、そこにこんなペーペーの私が並んでていいのかと思う。だけど、私は私なりにシステム管理を自分でやってて、かつ自治体をドサまわりした現場感覚が売りなわけだから遠慮しててもしょうがない。この日ひらかれた総会では、中間報告書にビシと突っ込みを入れてみた。某ベンダさんにはちとクリティカルな指摘しちゃったので少しかわいそうなことしたけど・・・最終報告までには直してくれるだろうと期待。
それにしても、この高知CDC、うまくいって欲しいと思う反面やはり一筋縄ではいきそうにない。美しさを目指せば実現は厳しいが、泥臭くなるとコストばかりかかる。バランスは永遠の課題。そこへきて知事の辞職で求心力なくなったらどうなっちゃうのかな・・・心配だ。