宿舎の義務

義務はあちこちにある。今月は私、宿舎の町内会の当番である・・・この当番というのは、おなじ階段を共用している世帯ごとに1人出すので、うちの場合8ヶ月ごとにまわる。その当番会があったので、東京での部会作業が終わると文字通り走って(ホントぎりぎりだった)新幹線に飛び乗り、なんとか宿舎の集会所に戻る。主な議題は草刈りとか、宿舎の遊具のメンテナンスをどうするかとか。私なんかは正直、忙しい身なのでお金で済むならカンベンして欲しいこともあるんだけど、宿舎というのはとにかく切り詰め生活をしている人たちの集合体なのでなかなかそういう意見は主流にならない。みんなで協力してできるだけ安く済ませようねという話になる。一通り終わって、戻って、回覧作ってまわして、ついでに各戸の水道メーター見て、それを元に上下水道代を計算し、これに町内会費や共通経費等を加えた請求額を決めて、請求袋に金額を書いたものを各戸のポストに入れる。さらに一気に階段の掃除もした。終わったら夜中になっていた。あとは集金したものを用途別に分けて振り込んだり当番に渡したりする作業と、草刈りと遊具に関してはアンケートをまとめて町内会長に持っていかないといけない。
よく公務員の宿舎はウラ給与だといわれる。確かに家賃は安い(私が住んでいるところは50m^2ほどだが1万円弱である!)。安い給料の補填になっているのだからウラ給与はウラ給与かもしれない。でも築40年のムカデが出るような家に住み、かつこんな義務があって(他にも細かい仕事が年中行事としてたくさんある)これでも世間的には許せない!とかなってしまうもんなんでしょうかねぇ・・・