ソルトレイクへ

某研究グループの、デジタルフォレンジックに関する国際共同研究の関係で一週間の渡米。成田からLAX経由でソルトレイクへ。NWに乗るのは久しぶり。NWはかってJASと提携していたが、JAL/JAS合併のために提携がAAにシフトしたのでコードシェアがなくなった。そのせいか、乗客に日本人が少ないような気がする。NWはSkyTeamに入ったのでJALもいっそ入ってくれたらと思うんだけど、やっぱりOneWorldに入るのかなぁ。
ソルトレイクに着いたのは現地の夕方。空港でAccessDataのDave氏とJon氏の出迎えを受ける。早速、両手におみやげをいただく。イースターが近いのでEaster Egg、Easter Rabbitを模ったお菓子と、あと持ち帰りのお菓子と、ビーフジャーキーと。こういうHospitalityには本当に恐縮する。さらにディナーに誘われるが、疲れているのでと辞退してホテルへ送っていただいた。ホテルはRed Lion。おお無線LANがある、助かった!と思ったら、電波が弱い・・・ドアの近くでないと届かない。おまけにちょっと日本が遠い感じがする。メールを読もうにも大学は停電中。日本での火曜までは何もできない。
街の中心部は公共交通施設がタダ。両氏に聞いたところでは公害対策とのことだ。郊外にはPark and Ride用の駐車場はもちろんだが、複数の人が車を乗り付けて、別の1台の車に同乗して街中に入るようなシステムもあるのだという(どういうしくみでそれが奨励されているのかはよくわからなかった)。URT TRAXといういわゆるLRTも走っているので、写真を撮るのと食事場所を探しに街中に出る。モルモン教会も行ってみた。日本人のシスターがいたので話を聞いてみる。聖堂はとてもきれいだけど信者しか入れないのだとか、残念。食事はJB's restaurantでサンドイッチ。当然のように酒はなかったが(団長の佐々木先生曰く「私の信じる神とはだいぶ違うなぁ」)、酒自体は全く入手できないわけではないらしく、ホテル横のコンビニでも売っていた。
街はきれいで安全。ご存知の通り迫害されて逃げてきたモルモン教徒が1から作った街なので、路は京都や札幌のようにきれいな碁盤目になっている。100万人都市だそうだが、ゴミゴミした感じは全くない。モルモン教の教義のせいか、子どもの姿がとても目立つのが印象的。