最終日

個人的に楽しみにしてた辰己先生の講演を聞きつつ、自分の講演の内容を練り直す。まさに泥縄。情報教育って課題が多いのにニーズとシーズと実態と、全部ミスマッチという感じ。辰己先生の「まず先生を教育しなきゃ、保護者を教育しなきゃ」は大賛成。でも手駒がないのよね。及ばずながらがんばろう。
辰己先生の話の途中で抜け出してBトラックで講演。ちょっぴりNPO宣伝風味。高橋先生ごめんなさい、あとでビデオ見ます。
有村さんのお話が始まった頃戻る。T-ISAC-JのAntinny対抗話JANOGなどいくつかの場所で話されているようだが実際に生で聞いたのは初めて。話はよくわかる。ただ、この話を聞くたびに思うのは、じゃあどうすればよいのかという点についての宣伝の仕方。「DDoSを食らってることがわかってもAレコードを削らないで下さい」というのはよくわかるが、しかし次は「ISPに相談してブラックホールアドレスを払い出してもらって云々」ではなくて「とりあえずAに127.0.0.1か2あたりを設定してからISPにご相談下さい」あたりじゃないのかなぁ。まぁそうやって隠れちゃうと被害状況がつかみにくくなるからglobal addressのblackholeが推奨されてるのかもしれないけど、緊急避難したい被害サイトにあまり悠長なことは言ってられないと思うんだけどな。そういう話を講演後、有村さんにしておいた。