あらこんなところにMIPSが

ある件でシンクライアントを調べる必要があったので見てたらちょうどSun Rayの新しいのが出たらしいことに気づく。Sun Ray 2シリーズ。
サン、シンクライアントの新モデル『Sun Ray 2/2FS』とサーバーソフトを発売(ASCII24)
1が出たのは気が遠くなるほど昔なので(調べたら1999年だった)マイナーチェンジ(1g)やディスプレイ一体型を除けば実に8年ぶりのバージョンアップ。ふと仕様を見て驚く。CPUがなんとAMD Alchemy。つまりMIPS32互換だ。そうか組み込みSPARCって今ないのか?確かにMicroSPARCがなくなって久しいがコアの小さなT1は組み込みも目指していたはずだ。T1が間に合わなかったとしてもAMDから供給を受けるならGeodeって手もあったろうにわざわざAlchemyってのはちょっと不思議。同じMIPS系でもCobaltはPMC Sierraのプロセッサを使っていたからまさか設計転用もなかろう(第一転用して嬉しいところは少なそうだ)。単純にどっかから買ってきたor設計外注したものなのかなぁ。かつてMIPSを愛してやまなかった自分としてはちょっと嬉しくもあるのだけど、不思議な感じ。Sunにとってはサポートコスト増すだけのように思うのだけど??