山菜料理ごんべい

基本的にはNPO仕事で講演謝礼は頂かないのだが、今回はいろいろあって準備がとてもきつかったので1万円だけお願いしますと甘えてしまった。しかしもらってしまうと気が引ける。こういう場合は地元に落としてしまうのが一番だろうと、飯はいいものを食おうと決意。ホテルのまわりをうろついて、岩魚と山菜料理の店という看板を見つけ飛び込んでみる。「ごんべい」という店(場所はこのへん)。ここが大当たり。飲み屋のような風情だったが店の親父さんが面白く、カウンターでいろんな話を聞きながらコース料理を頂く。親父さんずっとしゃべりっぱなし。山菜の話はもちろん、野球の話やオリンピックの話(ちょうどテレビで日本がオーストラリアに負けていくところだった・・・)などでずーっと退屈しない。料理もうまかった。最後のうどんの具として「これ滅多に取れないんだけどちょうどあるから食わせてやる、うまいよ?」と見せられた、かさが真っ赤なきのこが印象的だった。毒々しい見かけの割に確かにダシがよく出てた。タマゴタケとかいうらしい。カメラをホテルの部屋に忘れたのを後悔する。ふと見ると実は広い壁三面に渡って色紙だらけ(これでもまだ一部だそうだ)、かなり有名なお店らしい。
満足してホテルに戻るとどうにも眠くなる。徹夜明けでさらに4時間しゃべったところに、ビール入れちゃったんだもんなぁ。夜仕事するためにネット環境があるホテルを選んだのに、そのまま着替えもせず気絶。