デジタルフォレンジック

デジタルフォレンジック研究会なんてものの立ち上げをお手伝いしてるのだけど(といっても機関車になってくださってるのは別の方々なので私なんざ理事会・発起人会の末席を汚してるだけですが)、それの理事会が上京の目的。
コンピュータフォレンジックやデジタルフォレンジックなどという言葉がそれなりにこの業界で聞かれるようになって3年位かと思う。ここにきて急に騒がしくなってきたのは、大きなサイバー犯罪事例がいくつか起きて、ここにきて法と技術の架け橋の必要性にみなが(やっと)気づいたという面が大きいのではないか。商売をする側からしても、ファイアウォールやIDSが投資対効果の説明がしにくいのに比べると、フォレンジックは説明しやすい。内部犯罪対策になるのも、情報漏洩に過敏になっている企業にとっては朗報だろう。あとはセキュリティ企業に食い物にされないように、ユーザに正しい知識を啓蒙していくことが大事なのだろうと思う。ガンバロー。
理事会自体は12月のワークショップの件を中心にゴニョゴニョ。しかし、なんでこんなに東京って会場費高いんでしょうね(^^;みなさん来てくださいねー。