インターネット安全教室

JNSA経済産業省と組んでやっている事業にインターネット安全教室というのがある。これは全国キャラバンになっていて、各地区で受け入れ組織があれば出来る仕組み。全国マルチメディア祭2004の一環として開かれた。内容はJNSAの作ったビデオ(なかなか良くできている)とその解説の講演、地元県警の講演、近畿管区警察局からサイバーフォースの講演、うちのNPOからの講演(つまり私)、あとはクイズ。うちのNPOが受け入れ組織となっているので少し講演させてくれというて無理にお願いしたのだけど、結局10分しかもらえずにやや残念。
この教室の教材、なかなか良くできているし、JNSAの講師(というても事務局長の下村さんなんだけど)も慣れていてなかなか話がうまい。ただ、限界があるなぁと思ったのは具体論になると、具体的な商品名などに踏み込んだアドバイスが出来ないのだ。経産省後援ということとJNSAが中立性を保とうとしている結果そういうことになるんだろう。個別論は我々どこともしがらみがないNPOができる仕事だと思う。そういう意味では住み分けがうまく出来るのかな。
イベント後、少し下村さんと話し込む。こういう草の根NPOの仕事、もっともっと横に連携がとれないといけないと思うのだがその音頭取りはJNSAにお願いできないものだろうかといつも思っている。今回はそういう話が十分出来なかったが、また機会を作って話し合いたいと思う。