VLANとVPN

関西情報化維新協議会でのチュートリアル的講演も3度目。今回はVLANとVPNの話をした。この似て非なる2つのもの、どちらも「セキュリティを強化するために使えます」という言われ方をするが、ぜんぜん違うレイヤの話をしているのだという話。特にVLANをセキュリティと共に語るのはとても違和感がある。ネットワークを細切れにして異なるポリシーやセキュリティレベルに分離するネットワーク設計がセキュリティレベルを上げるものとすれば、それを「気軽に」実現するVLANはそういう目的のツールに過ぎないのであって、物理的にLANを張るのに比べればむしろセキュリティレベルは落ちているといえよう、てな話。といっても、LAN内の物理セキュリティをギチギチまで考えるのはやりすぎの場合も多いとは思うのだけど。
帰ったら夜中。メシ食ってないけどとにかく睡魔が勝った。